ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

バスの理由

前回のブログで、桃園国際空港から台中へ行くのに何故バスなんだ?と思われた方もあるかもしれない。
新幹線があるというのに、と。

実は、わたしも迷ったのだ。
何しろ、桃園国際空港から台中へ行くのは初めてのこと。
これまで台北から台中へ行く時はいつも婿殿の車だった。
台中から台北へ戻る時は新幹線を利用したこともある。
50分くらいしかかからず、あっという間だ。

長距離バスで行くべきか、新幹線にすべきか。
新幹線なら時間は節約できる。
しかし、新幹線に乗るのに高速鉄道の桃園駅まで行かなければならない。
つまり、一度は乗り換えが必要ということだ。
長距離バスなら空港から出ているから乗り換える手間が省ける。
時間はかかるものの、別に急ぐ旅ではない。
20キロのスーツケースを携えて移動するのは大変だろうと思った。

結果的にはバスで正解だった。
一度乗り込めば、娘から降りるように指示されていた朝馬駅までノンストップ。
高速道路を下りる時に少し渋滞した程度で、スイスイとバスは走行。
1時間50分は窓から景色を眺めているうちに、眠りに落ちる間もなく過ぎていった。

帰りは、たまたま沖縄へ行く婿殿と同じ時間帯の便だったので、彼の車に便乗して桃園国際空港へ。
のんびり屋の婿殿は、たとえ飛行機の旅でも余裕を持って出発するということがない。
ぎりぎりの時間に家を出る。
しかも、出発後ガソリンスタンドへ寄り、タイヤに空気を入れる。
ついでに給油も。
(わたしなら空気入れも給油も前日に済ませておく)
途中でトイレにも寄る。
(ま、生理現象だからしかたないか)
その分、飛ばす、飛ばす。
速度メーターは常に120キロ超。
すきあらば車線変更。
怖くて暢気に寝てるどころじゃなかった。

これからは婿殿とスケジュールが重なりませぬように。