ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

中を取って35日


ほぼ3年間、ブログから遠ざかっていた。
この3年間で変わったことといえば、孫が一人増えたことぐらいか。
わたし達夫婦も着実に年を取り、芸能人の名前が直ぐには出てこなかったり、3カ月前のことはすっかり脳裏から消えていたりで、老化街道まっしぐらである。

そんな中で、娘一家4人は年に2度、春と秋に台湾から戻って来る。
そして、長期間、我が家に滞在する。
一昨年の秋は50日間(!)も居た。

普段、老夫婦二人でのんきに過ごしているところへ4人が加わるのだ。
まさに生活が一変する。
自分の時間なんて皆無になる。
1週間ぐらいならそれも耐えられよう。
しかし、50日である!1カ月と3週間である!
もしかして、娘と孫2人だけで帰省するのなら事情は違うのかもしれない。
台湾人の婿も一緒というのでなければ、また気分は違ってくるのだろう。
さすがにわたしも何度か不機嫌モードに陥り、何度か家中に険悪ムードが漂った。
わたしの不機嫌な気分は十分に娘にも婿にも伝わっていた。
わたしは娘に長くても1カ月にしてほしいとはっきり本音を言った。
去年の春は35日、秋は36日に減った。(それでも十分に長過ぎる!)

そして、数日前、Skypeで娘とこの春の帰省の話をした。
そろそろ飛行機のチケットを手配しなければならない。

娘が40日にしようと思っているのだけど、と切り出す。
長くても1カ月って言ってるでしょ、と冷たく応じるわたし。
じゃぁ、中を取って35日はどう?と娘。

ああ、娘は一体どういう神経をしているのだろう。
自分の腹を痛めて産んだ子とは思えない。
どうやったら人はあそこまで厚かましく我がままになれるのだろう。
母親に対する思いやりなど米粒ほどもないのか。
ひとりっこということもあってか自由奔放、やりたい放題に育った娘だ。

どこかで育て方を誤ったのだろう。
責任は全てわたしにある。