ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

日本語教室の変遷

ボランティアで外国人に日本語を教えるようになって20年ぐらいになる。
一番変わったのは自分が高齢になったこと。
が、まあ、そんなことはどうでもいい。
この20年で、学習者の国籍がガラッと変わった。

ボランティアを始めたきっかけは、中国人に日本語を教えて欲しいと頼まれたことだ。
それくらい当時は中国人の学習者が多く、少しでも中国語がわかる人は重宝された。
技能実習生(あの頃は研修生と言っていた)もたくさんいたし、中高年の日本人と結婚した若い中国東北部出身の女性も多かった。

今では技能実習生といえば大半がベトナム人だ。
中国人の実習生は半減した。
そして、日本人と結婚するために日本にやってくる中国人女性も見かけなくなった。
中国が豊かになり、日本へ出稼ぎに来る必要がなくなり、高齢でもいいから日本人と結婚しようとする女性もいなくなったいうことか。

今、わたしが担当しているのも20代のベトナム人の実習生たち。
この数年、ずっとベトナム人ばかりだ。
でも、彼女、彼らはみな性格が良くて、勉強熱心。
教える方も楽しい。
是非、日本を大好きになって帰国してもらいたいと思っている。