ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

やまと尼寺精進日記

連ドラ予約までして決して見逃さないのが「やまと尼寺精進日記」。
月に一度しか放映しないので、予約しておかないと忘れてしまう。

奈良県にある尼寺の季節感あふれる日常が飾り気なく描かれている。
特に引き込まれるのがそこで用意される料理の数々。
自分たちで栽培したもの、信者さんたちから持ち込まれたものなどを使い 、手間暇かけて料理。
季節を味わい尽くす。

今月の料理も手づくりの白みそを使ったフキノトウ味噌など試食してみたくなるものが並んだが、なかでもゴマ豆腐は圧巻だった。
なにしろ、ゴマをすり鉢で1時間もかけてするのだ。
一人がすり鉢を押さえ、一人がすりこ木を回す。
1時間もすれば、確かにゴマもペースト状になる。
くず粉は吉野くず。
地産地消だ。

姉も見ているので電話があったとき、話題にした。
すごいよねぇ、1時間よ、1時間!やっぱり料理は丁寧さが大切よねぇ、などとハイテンションで話していたら、姉が一言。

ユリは1時間もゴマをすれる?
わたしゃ、絶対に無理よ。
1時間もゴマをすれるのは、あの2人以外にいないと思うよ。

確かにその通り!
いっぺんにテンション下った。