ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

★顔は古い

娘の里帰り中日、娘と婿殿とお母さんの3人が県庁所在地まで電車で買い物に出かけた。わたしと夫はお寺の行事があって、車で送迎できなかった。夕方、3人は両手にいっぱい買い物袋を提げて帰ってきた。一日中、歩き回り、娘はすっかり疲れた様子だった。お…

★似た者母娘

娘が婿殿と親しくなった頃、娘が話していたことがある。思ったことを何でも口にしてしまうから、よく婿殿に叱られる、と。娘は相手の気持ちも考えず、人が傷付くことを何でもズケズケ言ってしまうらしい。その話を聞いたときは、わたしは、「そうよねぇ、彼…

★成長しない熟年夫婦

9日から一泊二日で夫と二人、温泉旅行に出かけた。 二人で旅行中、口げんかにならないことは、まず、ない。 相手の運転技術が気に入らない、助手席のナビがまずい、お土産に何を買うかなかなか決められない、などなど、いつも口げんかになる。 今回は、定年…

★いちゃつく二人

我が家の台所の窓を開けると、まん前に小学校の校庭が見える。校庭の最も我が家寄りにフィールドアスレチックが出来たのが数年前のこと。夏休みの夜など、そこが中・高校生の溜まり場になることも多い。真夜中に彼らのお喋りで目が覚めることもある。昨日の…

★勝てるのは桃だけ

台湾と言えば、豊富な果物。マンゴー、パパイア、レイシ、パイナップル、バナナ、メロン、ブドウ…。何を食べても甘くて美味しい。しかも、安い。台湾で手に入りにくい美味しい果物が、りんごと桃である。台湾で売られているりんごは殆どがアメリカからの輸入…

★鵜飼より政治談議

鵜飼というのは台湾では見られない。それで、婿殿とお母さんを鵜飼へ招待したらどうかと娘に相談。珍しいからいいんじゃない、ということで、行ってみることになった。わたし達家族にとっても、鵜飼見物の屋形船に乗るのは生まれて初めての経験である。思い…

★中国籍だった!

4月に台湾で結婚式をすませ、娘が日本の市役所に婚姻届を出すよう書類を送ってきたのが5月のこと。婚姻届を出すということは、娘が戸主の戸籍が新たに作られるということだ。わたしは直ぐにその手続きに市役所へ行った。その夜、婚姻届を提出したことを話…

★孫は望めない

一週間の日本滞在を終えて、一昨日、娘達は台湾へ帰って行った。空港まで車で送った。見送るときはいつもそうだが、しばらく会えないと思うとしんみりしてしまう。でも、帰りの車に乗り込むと、少し安堵するのも、これまた正直な気持ち。再び自分のペースで…

★盆・正月をぼやく

年末の大掃除というのは寒くて辛い。お盆の準備というのも暑くて辛い。どうして、わざわざ一年で一番寒い時期にお正月があり、一番暑い時期にお盆があるのだろう。春と秋にお正月とお盆があれば、どんなに快適だろう。例えば、4月1日をお正月にする。桜も…

★親切とお節介の間

10日ばかり前、わたしの所属する市民グループの例会があった。★もみじマークとラブホテルにも登場していただいた71歳の男性会員の奥さんが、新たに半年前に入会されている。動機は不純で、ご主人の女性関係を見張るため。気になる60代の女性がグループ…

★大根を待つ女 

昨日の夕方のことである。夫の同級生だと言われるHさんという女性の方から電話があった。 △△君にはいつもお世話になっている。 たくさん大根をいただいたのでお裾分けしたい。 これから車で家を出るので、大通りに出て待っていて欲しい。 3,4分で着くと思…

★蛇と格闘

冬の間、家の中で過ごすことの多かった飼い猫が、暖かくなってからというもの、昼夜を問わず、せっせと狩りに出かけるようになった。 外で格闘すればいいものを家の中に獲物を持ち帰るので、朝起きると部屋の隅に奮闘の跡が残っている。 どこから連れて帰る…

★抜けてる夫婦

娘たちが間もなく帰ってくる。今年の夏はことのほか暑く、なかなか3人を迎える準備を始める気になれないでいる。婿殿にとっては3度目の我が家だから、まあ、適当に掃除しておけばいい。婿殿のお母さんは初めてだが、片付けられない症候群の人だから、さほ…

★女神じゃいられない

昨日は、所属するサークルの例会日。自分が★謙虚な女神だと自覚したSさんに一週間ぶりに会った。Sさん、愛用のパソコンを持参されていた。パソコンを開くや否や、Tさんに向かって言われた。「中国語の上にふりがなを付けたいんだが、できるんか?」親睦会の…

★悪い妻の存在価値 

2年前に他界された米原万里さんの最後のエッセイ集『心臓に毛が生えている理由』を読んだ。彼女のエッセイは、読むたびに自分がいかに狭い社会で生きているか気づかされる。彼女は物の観方が広く、深く、独特なのを再認識する。そして、あらためて自分の凡…