ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★女神じゃいられない

昨日は、所属するサークルの例会日。

自分が★謙虚な女神だと自覚したSさんに一週間ぶりに会った。
Sさん、愛用のパソコンを持参されていた。
パソコンを開くや否や、Tさんに向かって言われた。
「中国語の上にふりがなを付けたいんだが、できるんか?」

親睦会の時には適当に話を合わせていたTさんも、さすがに何のことかわからない様子。
ポカンとしている。
いよいよ、わたしの出番である。

つかつかつかとSさんに近寄り、パソコンを覗き込む。
Sさんの話をやさしく聞いてあげる。
Sさん、気まずかろうと思い、Sさんの表情は見ないで、ひたすらパソコンを睨んでいる。
多分、Sさんは、自分の勘違いに気づかれた筈だ。
女神はTさんじゃなく、わたしだったんだとわかった筈だ。
なのに、それには一言も触れない。
やはり、こういうところが83歳なのだろう。
娘のような若いモンに、そうそう簡単に頭は下げられない。

何事もなかったように、中国語ソフトの講習は終わった。
また何かあったら、次回こそわたしに声がかかるだろう。

もし、また、Tさんを呼んだら、もうニコニコしておじいちゃんのとこに行かないからね。
おじいちゃんの方がわたしのとこに来て、教えてください!って頭を下げるんだよ〜。
わたしだって、ずっと女神じゃいられないんだからね。