ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★蛇の当たり年

蛇を見ることがなくなった昨今なのに、今年は既に2度も見た。

最初は、ウォーキングしていたときに河川敷の草むらでとぐろを巻いている白っぽい大きな蛇が目に入った。
ぎゃーーーー!」と、自分の口から出たとは思えないような甲高い声を発してしまった。
蛇は聴力が悪いのか、幸いにも、わたしの声に反応しなかった。
わたしは全速力で走って逃げた。

次は、車が一台しか通らない、狭い田んぼ道を走っていたときである。
道の真ん中を黒くて長い蛇が横断しているのに気づいた。
思わず、ブレーキではなく、アクセルを踏んだ。
広い道なら蛇を避けることもできたが、そうじゃないのだから、ブレーキを踏むべきだった。
それなのに、あろうことか、アクセルを踏んでしまったのだ。
一刻も早く、わたしの視界から蛇を遠ざけたかったのだろうと思う。

タイヤが蛇を轢いた…
と思う。
バックミラーで蛇の様子を窺う余裕はなかった。
のた打ち回っているであろう蛇を見る勇気はない。
更にアクセルを踏んで、ともかく、急いでその場を離れた。

「2度あることは3度ある」という。
絶対に外れて欲しい。