ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★似た者母娘

娘が婿殿と親しくなった頃、娘が話していたことがある。
思ったことを何でも口にしてしまうから、よく婿殿に叱られる、と。
娘は相手の気持ちも考えず、人が傷付くことを何でもズケズケ言ってしまうらしい。

その話を聞いたときは、わたしは、
「そうよねぇ、彼、よくわかってるねぇ、ハッハッハ」
と笑った。娘は、
「ママもわたしとあんまり変わらんと思うけどねー」
と言っていたが、わたしは、あんたとなんか一緒にして欲しくないものだと思っていた。

ところがである。

今回、娘達を連れて、わたしの実家へ挨拶に行った時のことである。
母と話していたら、弟が外出から戻ってきた。
弟と会うのは3ヶ月ぶりのことである。
腹まわりに贅肉が付き、頬の辺りも少しふっくらしていた。

弟は★禿が好きで書いたように、亡き父と違って髪がフサフサしている。
多すぎてまとまらないので、パーマをあてているくらいだ。
しかも、きつめのカーリーヘアである。

わたしは弟を見るなり、ぽっちゃりした、縮れ毛の金正日を連想した。
それで、「ちょっとキムジョンイルに似て来たんじゃない」
と言って、ワッハッハと笑った。

娘の反応は素早かった。
わたしの方を振り向くと、わたしを睨んで言った。
「まっ、失礼なっ!やっぱ、わたしはママに似たんよ!」

ヤバっ!
ばれたか。
それにしても、婿殿が日本語がわからなくてよかったぁ〜〜〜。