ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★顔は古い

娘の里帰り中日、娘と婿殿とお母さんの3人が県庁所在地まで電車で買い物に出かけた。
わたしと夫はお寺の行事があって、車で送迎できなかった。

夕方、3人は両手にいっぱい買い物袋を提げて帰ってきた。
一日中、歩き回り、娘はすっかり疲れた様子だった。

お母さんは、とにかく買い物の好きな人。
65歳だというのに疲れた感じは見えず、さっそく、買ってきた洋服に着替え、披露し始めた。
娘が写真を撮ってあげたら、と言うので、夫がカメラを構える。
お母さんは服をとっかえひっかえしながら、色んなポーズを取る。
お茶目な人だ。

右の写真はその中の一枚である。
服のセンスも若々しい。

お母さんはすっかり上機嫌で、
「すご〜く若く見えるから、シルバーシートに座っていたら、皆に睨まれそう」
と言って喜んでいる。
しかも、何度も何度もそれを言う。更には、
「♪服も新しい、靴も新しい、帽子も新しい…♪」
と歌うように話されるので、わたしは、
「顔は古いけど〜〜〜」
と言って、ひとりでガハハと笑った。
もちろん、娘に叱られた。