ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★女神がいっぱい 

昨日は所属するサークルの例会日。

前回の例会で、もう★女神じゃいられないよの心境にさせられたSさん、やっとわたしとTさんの区別がつくようになった。
なので昨日はわたしも心穏やかにサークル活動に集中できた。

そして、楽しみなお茶タイム。
Sさんは年長者なので、メンバーはSさんを敬って、Sさんの話に付き合うことが多い。
昨日は、偽装食品の話が話題の中心だった。

Sさん曰く、
「新米がそろそろ出回るけど、この新米というのもいい加減なもんで、大方の米がブランドだからな」
「?????」
「新米いうて売っていても、古米が混ざっとるのは当たり前でなぁ」

ああ、ブレンドとブランドの間違いだったのか。
話を聞いていたメンバーは皆、困惑している。
間違っているから早く誰か訂正してあげなさいよ、というような顔でお互い、顔を見合わせている。
しかし、誰も口を開こうとしない。
しかたがない。
わたしが代表して言った。

「あ、それ、ブレンドですね。ブレンドしてブランド米で売るんでしょうかねぇ」

他のメンバー達は、瞬時にホッとした表情に変わった。
張り詰めていた空気が一瞬にして和らいだ。

そして、メンバーの一人が話題を変えるべく、
「じゃ、次回は新米を味わう食事会にしない?」
と提案した。
もちろん、反対する者はいない。
直ぐに、メニューの話し合いに入った。
やはり、新米を味わうにはおむすびが一番よね!と女性陣の意見がまとまった頃、Sさん、
「いんや、やっぱり、寿司がいいんじゃないか」
とおっしゃる。
結局、長老のSさんの意見を尊重して、手巻き寿司になった。

ああ、なんて、やさしい女性陣なのでしょう。
たくさんの女神に囲まれて、Sさん、なんて幸せなんでしょ。
わかってますぅ?