ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★スピード違反

昨日は午後、実家へ父の月参りに行った。
帰り道でのできごとである。

実家までの30分の道のりで、スピード違反の検問をしている個所が2つある。
これまで一度もその現場に出くわしたことはないが、そこはいつもスピードを落として走る。

わたしの前を走る黒のスカイラインが、かなりのスピードで走っていた。
わたしも釣られて飛ばしていたと思う。
でも、スカイラインは、ある信号で、黄から赤になる寸前、止まらないで強引に突っ走って行った。
もちろん、優良ドライバーのわたしはストップした。
黒のスカイラインはあっという間に姿が見えなくなった。
青に変わる直前に、黄色のアテンザが左折して進入、わたしの前を走ることになった。

アテンザもよく走る。
わたしもアテンザに遅れない程度に、アクセルを踏んでいた。
しばらく走ると、緩い左カーブがあり、一本道なのに、アテンザが左のウインカーを出したのに気づいた。
おかしいなぁと思ったが、直ぐにわかった。
警官がアテンザを誘導している。
違反切符を切るパトカーが目に入った。
あの黒のスカイラインと軽自動車が一台、停まっていた。
というか、検問にかかって停められていた。
3台目がアテンザだったのだ。
わたしもかなりのスピードで走っていたが、おとがめなし。
停める場所がなかったのだ。

ふぁぁぁぁぁぁぁ。
パトカーを通り過ごして、脱力した。

ラッキー!
神様と仏様に感謝した。

あの荒い運転のスカイラインがネズミ捕りに引っかかっていたのが快感だった。
他人の不幸は蜜の味。ウッシッシ。
性格わるっ!

あの場所で検問するなんて、知らなかった。
帰ったら直ぐに新たに検問場所ができたことを夫に知らせなければ、とウキウキしながら車を飛ばす。

玄関のドアを開けると、開口一番、
「あのね、帰りにね、スピード違反の検問…」
とここまで言ったら、
「かかったんかっ!」
とドスのきいた怖い声が戻ってきた。

高揚していた気持ちがいっぺんにペシャンコになった。
やっぱり、わたしは夫に信じてもらっていない…。