ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

タダの威力

台湾土産と言えばパイナップルケーキ。
カラスミ、烏龍茶も有名だが、何しろ高い。
ケチなわたしにはなかなか手が出ない。
そこで、パイナップルケーキとなる。
しかし、これも年々高級なのが出回るようになり、パイナップルケーキと言えどもピンキリである。
最近では、「微熱山丘」のパイナップルケーキが高級品として知られている。

パイナップルの生産地は中南部である。
「微熱山丘」の会社の発祥地は中部の南投縣。
南投縣もパイナップルの大生産地のひとつである。

日曜日、婿殿の運転でここを訪れた。
「微熱山丘」(Sunny Hills)の案内板が目に入って来る。

車から降りて目的地に着くまでの間にも果物や野菜の屋台が延々と続く。
ここではパイナップルも安い。

鳳梨がパイナップルの中国語である。
(大陸では違う言葉が使われているようだ)
一堆というのは一山の意味で写真では5個ある。
5個で100元(約350円)だから、市場やスーパーよりかなり安い。

そして、この長蛇の列。
果てしなく長い行列が続いていた。

これは、「微熱山丘」のパイナップルケーキ一個と烏龍茶一杯を無料で貰うための行列。
まさにタダの威力。
さすがのわたしもここに並ぶ勇気はなかった。