ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

納得

お彼岸に実家へお墓参りに行った。
実家には弟の次女が赤ん坊を連れて里帰りしていた。
長女は、まだ新婚旅行中。
わたしの姉もやって来た。
弟夫婦も交え、長女の結婚式の話に花が咲いた。

何と言っても、誰にとっても、弟の涙が最も印象深かったようで、その話題で盛り上がった。。
姉など、教会で長女とバージンロードを歩いているときから既に涙目だったと言って弟をからかう。
披露宴では長女の作文朗読中、涙がボロボロ流れていたと言って弟のことを笑う。
わたしは、生い立ちの記ビデオがいかにも父親を泣かせるように作ってあったし、しょうがないよね〜、と言って弟をかばった。

次女が言った。
「おねえちゃん、わたしと同じ会社であのビデオ作ったんよ。
 泣かせるでしょ、あれ。
 けっこう制作費、高いんよ」
どれくらいかかるのか見当がつかないので訊いてみた。
次女が答えた。
「わたしは早割りで頼んだから15万円だったけどね。
 おねえちゃんは正規の金額だったから、かなり払ったんじゃない。
 結婚式会場で頼んでも10万円はかかるよ」

ホー、そりゃあすごいわー。
娘の場合、生い立ちの記DVDはわたしが作ったので、時間と労力はかかったが、お金はかからなかった。
披露宴をしたホテルに大型テレビを借りるのにいくらか支払ったくらいだ。
でも、それだから、父親を泣かせるような仕上がりにならなかったのだろう。

ちょっとばっかしケチったか。
ガッハッハ。