ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

ゴミ箱

今週のお題「やめたいけど、やめられないこと」

「やめたいけど、やめられないこと」というお題で、先ず頭に浮かんだのは間食である。
しかし、たくさん食べるわけでもないし、ダラダラ食いをしているわけでもないので、この悩みはさほど深刻ではない。
間食をやめてストレスが溜まったのでは元も子もない。

深刻さの度合いで言えば、物を溜め込む悪癖である。
無駄に物を溜め込み、不要だとわかっていても捨てられない。
夫婦揃ってそうである。
「捨てるのはいつでも出来る」が夫の口癖である。
日頃から何かにつけ反抗的なわたしだが、この言葉には逆らわない。
故に、我が家は二人が暮らすには十分に広いのに、広々した感じがしない。
また、クローゼットや押入れ、造り付けの書棚など収納スペースも豊富にあるのに、更に家の裏に大型物置、庭に中型物置と、二つ物置がある。
両物置には空きスペースはない。
ただ無秩序に物が詰め込まれているだけで、ただのゴミ箱然となっている。

これじゃいけないとわかっている。
わかっているが、二人の捨てられない性分は今更変わらない。

娘が帰国するたびに家の中や物置も片づけてくれる。
娘は要らないと思えば、思い切りよくサッサと捨ててしまう。
捨てている現場には立ち会わない。
見てると、もったいない意識がむくむくと湧いてくる。

誰か捨ててくれる人がいないと、永遠に我が家は巨大なゴミ箱だ。

しかし、不思議なことがひとつある。
物を溜め込む二人なのに、何故かお金だけは溜まらない。
おかしい。