ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

楽しかったよ

中国東北部の旅(1)

このたびの旅行は楽しかった。
というのも、ツアーの参加メンバーが良かったからだ。
グループに時間を守らない人やトラブルメーカーが一人でもいると、全体に迷惑が及ぶ。
また、6日間、行動を共にするのだから、気の合わない人、相性の悪い人やひどく価値観の異なる人がいると、心から楽しめないものである。

人数は17人で、そのうち個人参加の男性が8人、女性がひとり、男友達2人で参加が一組、夫婦が3組で、女性はわたしを含めて4人だけ。
最高齢が個人参加の83歳の男性、最も若いのはわたし。

女性が少ないと、ツアーでは強制的に連れて行かれる土産物店でも、物が売れない。
長春で高級お茶屋さんへ案内されたときのことである。

17人が2グループに別れ、2部屋で売込みが始まった。
わたしのグループには女性はわたしだけだった。
「奥さん、しっかり買ってあげてくださいよ」と言われたが、烏龍茶は娘が定期的に台湾から持参するので買う気も、その必要もない。
たどたどしい日本語の若い女子店員がお茶を入れながら一生懸命売り込むのだが、やたら高い烏龍茶を買う人はいない。
皆、ひたすら試飲するのみである。
それでも、気の弱い、人のよさそうな、バツイチで個人参加の男性が一缶買われた。
でも、それだけの売り上げでは、女子店員は悲惨。
お茶菓子に出された、サンザシの煎餅でもいいのか、と別の優しそうな男性が訊かれた。
3袋で1000円だというので、結局、4、5人がその煎餅を買った。
わたしもお土産にと思い、3袋買った。

その後、長春駅の売店で、同じようなサンザシの煎餅が一袋5元(約65円)で売られているのを目にした。
一袋333円で買ったことを後悔したが、まあ、65円のは添加物がたっぷり入った得体の知れないお菓子だと思うことにして、自分を納得させた。


【公園で水遊びする子ども達@ハルピン】


【リモコンを操作して遊ぶ子ども@瀋陽