ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

子離れ

娘からメールが届いた。
婿殿が9月中旬から3週間、ひとりでヨーロッパへ行くので、どうしようかという相談だった。
帰省するか、わたしと旅行に行くか、わたし達が台湾へ行くかの3択。
迷うまでもなく、返答は帰省だ。
夫を一人残して母娘で旅行に行くのは不可能だろうし、夫も長期の休みは取れない。

帰省すればいい、と返信した。
直ぐに娘から、では2週間のチケットを手配するというメールが届いた。

夫が、どうして3週間のチケットじゃないのか、と不機嫌にわたしに問う。
格安チケットは2週間の次は1ヶ月なんじゃないの、と答える。
どうせチケット代はこっちで払うのだから3週間ずっと居るように言っておけ、と夫が命令する。
わたしが反論する。

  2週間もいるんよ。
  十分、長いじゃないのよ。
  それに、△子にだって都合があるでしょ。
  台湾でやらないといけないこともあるだろうし。

あぁそうか、と言って納得しながらも不満気。
ほんとにもう一体なに考えてるんよ、とブツブツ言っていたら、夫が言った。

  ちょっとでも長く△子と一緒におりたいんよ〜。

ありゃりゃ。
こりゃあ死ぬまで子離れできまへんな、このおっさんは。