ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

物わかり

9月に娘が帰省することが決まってからは、夫は3人で旅行できるのを楽しみにしていた。
婿殿抜きの、親子だけの旅行である。
昔に戻ったようで、わたしも嬉しい。

3泊4日の日程で東北へ旅行しようと夫は考えていた。
わたしは東北地方は一度も行ったことがないので、大賛成。

ところが、昨日、娘からメールが届いた。
かつて働いていた会社の同僚と旅行することになったという。
1泊2日なので家族旅行には差し支えないと思ったらしい。
ところが、その日程が、ちょうど帰省期間の中日の週末。
その週末しか同僚は空いていないとのこと。
その2日間を除いた4日間を家族旅行に当てるとなると、娘にしてみれば、帰国後直ぐに旅行に出るか、旅行後直ぐに台湾へ戻ることになるかで、非常に慌しく余裕がない。
また、夫にしてみても、4日も連続して休みを取りづらい。
元々その週末を含む4日間を考えていたのだ。

夫は急に不機嫌になった。
「東北はやめだ。近場の1泊2日に変更だ」。
そして、愚痴が続く。

  一体、娘と友達のどっちが旅行の話を持ちかけたんだろう。
  日本に戻ってきてまで、友達と旅行しなければならない理由は何なんだ。
  親の意向を聞いてから決めるのが普通だろう。

まあね、夫の言い分もわからないでもないけどね。
娘も2週間ずっと親と居てもしようがないと思ったんでしょ。
有効に時間を使いたいと。
それに、親子3人ずっと顔を突き合わせていれば偶には気分転換もしたくなるでしょうよ。
そこんとこもわかってやらないと。

とっても物わかりのいい母親なんです、わたしは。