ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★そこまでするか


ひとり娘が先月、結婚した。
お相手は台湾人である。
彼は去年の8月、我が家に初めてやって来た。

暑い!暑い!を連発していたのを思い出す。
シャワーの習慣しかない彼は、日本は台湾に負けないくらい暑いのに、お風呂に浸かって更に汗を流すなんてすごい、と日本人の生活習慣を面白がっていた。

結婚式が済んでから、新婚さんは再び我が家へやって来た。
二人は一週間あまり、我が家で過ごした。

今年の2月は格別、寒かった。
マンションならそれほどでもないのだろうが、戸建ての家というのは広々している分、寒い時はたまらなく寒い。
寒さに慣れていない婿殿にもかなり応えたらしい。
婿殿、暖房の入っている部屋以外は外に居るのと変わらないと言う。
部屋を出るときは必ずダウンをはおり、マフラーをする。
トイレに行く時もその格好なのだ。
普通、そこまでするか、と思うが、した。

思えば、日本は四季があるから豊かな自然に恵まれ良い国だ、などと言われるが、本当か。
夏の気温はしばしば人間の体温を超えるし、冬は零下になるのもざらだ。
そんな寒暖の差の激しい気候が、本当に素晴らしいのだろうか。
ただの思い込み、はたまた幻想ではなかろうか。
暑かろうが寒かろうが、一年の気温差があまりない方がよっぽど良いんじゃないの。
衣類も家具も寝具も電化製品も化粧品も種類が少なくて済むし、わたしの理想とするシンプルライフが送れそう。
我が家には物が溢れている、それゆえ片付かない、それもこれもすべて四季があるせいだ!!

話が飛躍してしまってすみません。