ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★安すぎる罰金


娘とSkypeしていて、ちょっと驚いた話である。

台湾の結婚式は、公証結婚式と言って、地区の法務院へ出かけ、数名の立会人と当人たちの結婚公証書へのサインで終わるらしい。
一度に数組のカップルをまとめて式をするようだ。
日本と比べ、とても簡素で、合理的だ。

娘達は、台中の結婚披露宴の1週間くらい前に、婿殿の姉夫婦、兄夫婦を立会人として公証結婚をしたようだ。
そこで結婚証明書を貰い、その後、市政府へその証明書を持参し、戸籍の登録をするそうだ。
戸籍の登録は、公証結婚後、2週間以内(?)に行わなければならないらしい。

そして、先日、娘達は、公証結婚後一ヶ月以上も経って登録に行ったら、期限を過ぎていたので罰金を取られたという。

その時の二人の会話である。

一体、罰金はいくらだったの?

75元(約260円)よ。

たったの?
ちょっと安すぎるんじゃないの、罰金にしては。

ほんとよね。わたしもびっくりよ〜。
しかもね、この前その話を皆にしたら、お義兄さんもお義姉さんも罰金を払ったんだって。
兄弟そろって暢気よね〜。ハハハ。

……。(笑ってる場合か)
手続きに期限があるってことは、知らされていたんでしょう?

うん。でも、台湾のことだから、多少遅れてもかまわないだろうって、放っておいたんよ。
それに、罰金があるなんて、知らなかったしね。

じゃ、罰金って言われて驚いたでしょ。
それにしても、安すぎるから、そうなるんじゃないの。
もし、お義姉さんが罰金払ってたらお義兄さんの結婚の時にそのこと注意するだろうし、△子達もお義兄さんからそのこと聞いて、絶対に期限守らないと、って思うでしょ?
75元じゃなくて7500元ならいいのに。

でも、そんなに高い罰金を要求されたら、△△(婿殿の名前)なんて戸籍の登録なんかやめる!って言って帰ってしまうよ。

ハハハ。わかる、わかる。
△△ならありうるよね〜。

婿殿が日本語がわからないから、いつも言いたい放題の母娘である。