★諦めの悪い男
前回ブログの続きである。
夫が一泊旅行から戻って来た。
帰って来るなり、違反切符を切られたことを話し出す。
全くもう情けない
僕も運が悪い
(いい加減、諦めたらどう)
あの道が一方通行だってのは知ってたのに
(それなら通るなよ)
ちょうど小学生の通学時間だったのが悪かった
あの時間にはよく取り締まりしてるんだろうなぁ
(今更そんなこと言ったってしょうがないでしょ)
ユリは知らんだろう、あの道
大体、僕は人があんまり知らんような道も知っとるのがいけん
(それって自慢のつもり?)
しばらく、ぐずぐずと愚痴が続いた。
そして、最後に、
「明日は7000円払いに行かんといけん」
と言いながら、わたしの財布から7000円、抜いた。
(やっぱりね、自分の財布からは出したくなかったんだ)
そして、昨日、違反場所近くのお店に用事があってその辺りに出かけた。
夫が運転しながら、
「こっちの道を通っときゃ良かったのに。チェッ」
と吐き捨てるように言った。
諦めの悪い男である。