ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★何でわざわざ

夫がかつての職場の同僚たちと一泊旅行に出かけた。
集合場所まで車で行くと言って、朝早く家を出た。
出てから15分後、携帯電話が鳴った。
夫からである。
忘れ物でもしたのだろうかと思ったら、開口一番、

「一方通行の所で捕まった。
 2点の減点と、7000円の罰金だ。
 この前の違反から1年経っていないから、ヤバいかも」

と言う。
そして、その後、捕まった場所を知らせる。
わたしなど、一度も通ったことのない道だ。
夫も滅多に通らない道らしい。

まあ、それはそれでいい。
しかし、何故、わざわざそんなことを知らせる電話をかけてくるのだ。
わたしは、それを聞いたとたんに情けなくなり、腹が立ってくる。
旅行から帰ってから話せばすむものを、わざわざ朝っぱら早くから不快な電話をしてくる夫。

わたしなどは、夫に喋っていないことがたくさんある。(このブログもそうだ)
夫は何でもわたしに喋る。
楽しかったことはもちろん、辛いこと、不満なことなど、何でも喋る。
自分の心に留めておけない人だ。
現役の頃は、仕事の愚痴もよく聞かされた。(わたしもよく付き合ってあげたものだ)

何でも話す夫なら、何かと詮索する必要がないからいいじゃないかと言われることがある。
それはそうだが、わたしが嫌な気持ちになるようなことまで話すことはない。
7000円の違反金は、自分のへそくりからこっそり出せばいいのだ。
もしかして、わたしから7000円をもぎ取るためにわざわざ早々に電話して来た?