ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★不覚だった…

前回の日本語教室でのこと。

「〜になります(〜になりました)」の勉強に入った。
  寒くなりました。
  元気になりました。
  25歳になりました。
というのが代表的な例文である。
学習者と会話しながら実際に使ってみる。

教室には、わたしと学習者以外、本を読みながら学習者が来るのを待っている年輩の男性スタッフのKさんだけだった。
わたしの後ろ、5メートルくらい離れて座っていたが、聞こうと思えば、わたしの声も学習者の声もKさんには届く位置。

私 : 陳さんは何歳ですか?
陳 : 21歳です。
私 : 陳さん、誕生日はいつですか?
陳 : 10月22日です。
私 : じゃ、陳さんは10月22日に21歳になりました。
陳 : <頷く>
私 : わたしの娘は先月、30歳になりました。
陳 : <驚きと戸惑いの表情に変わる>
    真的マ?ニィ有那モ大的孩子ア。
    (ホントですか?そんな大きな子どもがいるんですか)
    先生 何歳 なりましたか?
私 : ………。

すると、読書中の筈のKさんがクスッと笑うのが後ろで聞こえた。
わたしは慌てて、「在日本ニィ不要問女人的年紀」と言って、ハッハッハッとわざとらしく笑った。

年齢がバレるような会話をするんじゃなかったよ、全くもう…