ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★怪しい人

台湾の冬は暖かい、などと思ってはいけない。

2月8日に台湾入りしてから4日間は暖かかった、というより暑かった。
半袖のTシャツを持参しなかったことを悔いたぐらい、暑かった。
ところが、その後、急変したのである。

それまでの最高気温が31度という驚異的な暑さから、一気に10度台に落ちた。
なんと10度以上も下がったのである。
そんな肌寒い日が10日間も続いた。
寒さのピークは19日。
その日、小雨の降る中、神木ツアーに参加した。
台湾東部の宜蘭縣にある大平山へ神木を観に行くツアーである。
婿殿が申し込んでくれていたので、いくら寒いからといって行きたくないなどとは言えない。
前日、旅行会社から、本日の山の温度が3度、明日も同じくらい寒くなるから暖かくして来てくれと婿殿に電話があった。

わたしは持参した服を広げて考え込んだ。
なにしろ気温3度に耐えられる服は持って来ていない。
工夫した。
ジーンズの下にはパンティストッキングをはく。
ハイネックのセーターの上に、娘に襟の付いたカーディガンを借りて襟を立てて着る。
その上には、台湾に着て来たジャケットでは心もとないので、娘が年に数回しか着ないという、分厚い、まるでボンレスハムを連想するようなごっついフード付きダウンコートを借りて着た。
見た目など気にしてはいられない。
更に、手袋に毛糸の帽子(婿殿の)にマフラー。
帽子は目の上まで、マフラーは目の下まで覆って、寒さを防ぐ。
そして一番上には、旅行会社が手配した使い捨てのレインコート。








 




  一体、おたく、どこのどちら様なんですぅ?