ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★野良犬天国

わたしが台北に住んでいた10数年前は、台湾は野良犬天国だった。
繁華街でさえ、商店やレストランの店先に野良犬がのんびり寝そべっていた。
道路にも野良犬の糞が散乱しており、誤って踏んづけては泣きたくなったものだ。
だから、道を歩く時は、前じゃなく下、下と思い下ばかり見ていたら、上からエアコンの室外機の排水が頭に落ちてくる。
とんでもない所に来たもんだ、と思ったものである。
ところが、最近では市内中心部で野良犬を見かけることはめっきり減った。
犬の糞も減り、街が年々きれいになる。
でも、一歩、郊外へ出ると、まだまだ野良犬がいばっている。

ここは新北市(旧台北縣)にある坪林茶業博物館の停車場の入り口付近。
3匹の野良犬が気ままに寝そべっている。


そこへ、車が一台、入って来て、渋々立ち上がる一匹。

二匹目が立ち上がる。


3匹目も立ち上がり、やっと車は進入できた。


車が入ってしまうと、再び3匹、ゴロンと横たわる。


そのうち、二匹は場所を道路に移し寝転がる。


野良犬たちの名誉のために言っておきますが、凶暴な犬はいません。
野良犬たちは皆、おとなしいです。