★大震災から４０日

東日本大震災から４０日が過ぎた。
わたしのブログアップも４０日ぶりである。

わたしが生きている間にあれほどの惨状を目にすることなどあり得ないと思っていた。
戦争など日本では起きないだろうし、テロとも無縁の国だ。
でも、戦争よりもテロよりも惨い大地震に見舞われた。

神戸・淡路大震災のときは台湾に住んでいたので、どこか他人事だった。
あの当時、海外にいて情報を得るのは、ＮＨＫの衛星放送と一日遅れの朝日新聞だけだった。
まだ、インターネットもあまり普及していなかった。

今回の大震災は、死者・行方不明者が合わせて３万人もいて、多くの町が壊滅的な被害を受けた。
更に、福島第一原発の放射能汚染が重なった。
いまだに収束する気配はない。
むしろ、日を追って不安が募る。

西日本に住んでいるわたしには、大震災による生活への影響はほとんどない。
ただ周囲に重苦しい空気が漂っているのは東日本と同じだ。
西日本はこれまで通りお金を使ってくれ、それが日本経済のためになる、と言われても、はいそうですか、という気持ちにはなれない。
自粛はよくないと言われても、お花見に行ってお酒を飲んで騒ぐ気持ちにはなれなかった。

来月の半ばに帰省すると娘が言ってきた。
１ヶ月後、福島原発はどうなっているのだろう。
復旧、復興に向かって政治は少しは前進しているだろうか。