ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★やっと地デジ

我が家にある唯一のテレビは9年前に買った2002年製のものである。
BSデジタル放送は見られるが、地デジ放送は見られない。

大震災の前まで、地上波TVを見ていると、テレビの上下に地デジ対応促進のテロップが表示されていた。
それが、大震災後、消えた。
見苦しいものが出ないので安心していたら、気がついたら、また出始めていた。

そんな話を知り合いのEさんにしたら、いまだに地デジにしていないことに仰天された。
そして、自分の家に遊んでいるチューナーがあるから貸してあげようと言われた。
わたしは喜んでチューナーとD端子ケーブルとリモコンを借りて帰ってきた。

ところが、夫は機械に疎い。
チューナーが何かも知らない。
もちろん、チューナーに触ろうともしない。
夫を頼るわけにはいかない。
自分で接続するしかない。

夫は、そそくさと写真を撮りに出かけて行った。
重たいテレビを一人で動かす。
テレビの裏に溜まった埃を払うことから始める。
様々なケーブルがごちゃごちゃに絡み合っている。

Eさんからは、アナログアンテナをチューナーに接続し、それから、チューナーとテレビを接続して、テレビの入力をビデオか、D入力に切り替えれば映像が出てくる、と言われていた。

言われたようにやってみた。
入力はビデオでは映らなかったが、色差ビデオというのにしたら映った。
でも、BSデジタルはテレビのリモコン、地デジはチューナーのリモコンと使い分けなければならない。
しかも、2画面表示が思うようにいかない。
でも、まあ、文句は言うまい。
見苦しいものが出なくなっただけでもありがたい。

外出から戻った夫は、地デジが見られるようになったのを知り、いたく感動。
「やっぱり、うちはユリが居ないといけないなぁ」と、わたしを持ち上げた。

その気持ちを決して忘れるでないぞ!