ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

ちょうはつ

昨夜の晩ご飯のときである。
夫は、かつて仕事で関係のあった女性と数年ぶりに会い、お茶を飲んだというので、ご機嫌であった。
彼女が開口一番、言ったそうだ。

「わっ、△△さん、長髪がステキですねっ!」

夫の髪は、散髪事情に書いたように、この1,2年はわたしがカットしている。
あらためて夫の頭を見る。
どこが?と思ったが、黙っていた。
夫が続けた。

「それで、言ったわけよ。『挑発せんでくれよ〜』って。
 うまいだろう?ガ〜ハッハ」

   はいはい、すばらしいおやじギャグでございますこと。
   佐々木監督にも野田首相にも引けをとりませんことよ。

ともかく、夫は自信を持ったわけだ。
「ステキですね」の一言で。
髪型がステキと言われたのに、いつの間にか容貌がステキと拡大解釈してしまって。

今朝、掃除機をかけながら思った。
相変わらず夫の毛髪がたくさん落ちている。
最近、掃除機をかけるたびに夫の抜け毛が目に付く。
秋になったせいか、年老いたせいか、洗髪を怠っているせいか。
そういえば、頭のてっぺんが少し薄くなりつつある。
もしかして、禿げるときは、チャールズ皇太子・ウィリアム王子父子や反町理キャスタータイプ?
「長髪がステキ」と言われて舞い上がっている場合じゃないと思うんだけど。