ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

しぼまぬように

今週のお題「この秋、行きたいところ、やりたいこと」

子どもが新しい家庭を築き、夫婦二人だけの生活になると、十年一日のごとく単調な日々が続くわけで、今年は何をしたいだの、何をしなければならないだのということも段々少なくなるような気がする。
その時時で、したいことが出てくればやってみるということの繰り返しのような毎日だ。
そして、この秋、わたしは、突如、ホームベーカリーを買いたくなった。

加齢とともに欲しい物も減り、滅多に物欲など生じないから、欲しいと思ったときに買わなければ死ぬまでに貯金を使いきれない。
なのに、少しでも安く買おうと、ネットで価格を比較し、家電量販店へ足を運ぶ。
今や、ホームベーカリーもゴパンなどという米からパンを焼く高価なものまで現れた。
まあ、飽きっぽいわたしがいつまでこのホームベーカリーを使うかわからないので、とりあえず、1万円未満のものをアマゾンで注文。

それが昨日届いた。
先ずは、最も基本的な食パンを作ってみる。
4時にスイッチを入れ、でき上がったのが8時。
外側がカリカリな感じがいい。
9時半ごろ、夫が飲み会から戻ってきたので、試食することにした。
これが、タカキベーカリーのイギリスパンの味にそっくり、いや、それ以上の出来。
驚いた。
感動した。

20数年前、まだホームベーカリーなるものがない頃は、手でこね、時間と気温を気にしながら発酵させ、面倒な過程を経て焼き上がったパンも失敗作が多く、そのうち、パン作りもやめた。
それに比べ、このホームベーカリーの何と簡易で便利なこと。
材料さえキチンと量れば失敗などするはずもないという代物だ。
しかも、満足できる味。

よし、この秋はパン作りだ。
色んなパンを作るぞ〜〜〜。
この意欲、いつまで持続するのかわからないけど。