ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

夫婦の溝

昨日のブログの続きである。
といって、トイレ掃除の続きではない。

夫と娘の電話では、11月に娘が帰国する件についてかなり時間を割いていた。
11月に九州での仕事が成立すれば、九州まで行くついでに我が家に寄るということだった。
娘は10日ぐらい居る予定だという。
夫は、もっと長く居られないのかと言う。
わたしは心の中で、「10日が限度よ、わたしがの方が」と思っている。
そして、11月に帰国しないことになったら、婿殿はお正月に帰って来たいと言っていると娘が言う。
傍でわたしが、「お正月はいやよ。寒いときは帰らないで!」と横槍を入れる。
娘も、「そうでしょ」と答える。
わたしの気持ちをよくわかっている。

翌朝、朝ご飯のときに夫が言う。
「ユリは冷たい。
 絶対に、△子に帰って来いと言わない。
 偶にはゆっくり帰って来いと言ってやったらどうなんだ」と。
反論のしようがない。

考えてみるに、決して娘たちが戻ってくるのがいやなわけではない。
でも、帰って来るときはいつも婿殿が一緒だ。
気を遣わなければならないような婿殿ではないが、それでも、偶には付いて来なければいいのに、と思うこともある。
じゃ、娘が一人で帰国するのだったらどうなのだろう。
一人で帰って来ても、やはり10日が限度だと思ってしまうような気がする。

娘が高校生、大学生だった頃、帰省するのはとても楽しみだった。
何日居ても目障りになることもなく、ただ楽しかったような気がする。
娘は伴侶を得て台湾で暮らすようになって、少しずつ変わった。
台湾人の婿殿と台湾という国の影響は大きく、色んな意味で娘は変わった。
そんな諸々のことが、わたしの気持ちを娘から遠ざける。
夫には理解できないだろうし、理解してもらいたいとも思わない。