ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

似たり寄ったり

先日、サークルの親睦会があった。
ほぼ2年ぶりにKさんが参加された。
彼女は、50代半ばの、おとなしくて、おっとりした感じの主婦。
今年古稀を迎えた男性メンバーのM氏と気が合うようで、二人は親しい。
その日、親睦会出席率99%のM氏は、他の会合と重なり、欠席された。

わたしは、このサークルの会計を担当している。
Kさんからまだ今年度の会費2千円を貰っていないので、親睦会の会費2千円を出されたときに、年会費も請求した。
すると、戸惑った表情で、
「あっ、年会費、まだでした?えっと、今年度分ですよね?
 Mさんに渡したような気がするんだけど…。
 帰ったら、メモしてるから、調べてみます」
と言われた。

久々に出席したメンバーに、いきなりお金を請求して、それが行き違いがあったらしいとわかり、相手には嫌な思いをさせるし、わたし自身も気まずい思いをすることになった。
わたしは、去年も一昨年も新年度が始まると直ぐにM氏を通じてKさんの年会費を受け取った記憶があるので、Kさんは几帳面な女性だと思っていた。
M氏はといえば、物事にこだわらない鷹揚な人で、何でもうっかり忘れることの多い人。
だから、M氏がKさんから預かったお金をわたしに渡すのを忘れているんじゃないだろうか、と思った。

帰宅後、さっそく、M氏にメールを書いた。

(略)ところで、Kさんに年会費をいただこうとしたら、Mさんに既に手渡したような気がするとのことでした。
今年度分を受け取られていますか?

翌朝、M氏から、わたしとKさんの二人に宛てたメールが届いた。
                                               【つづく】