ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

続・似たり寄ったり

それは、Kさんから預かっていた会費を渡すのを長い間、忘れていたことを謝るメールだった。
M氏の説明によると、彼の財布は二分割されていて、一方にかなり前から残っている不審なお金があったのだが、わたしのメールでハッとしたとのこと。

やっぱりそうだったのか、わたしの思ってた通りだった…。
と安心したのは早すぎた。
3時間後に、Kさんから、わたしとM氏の二人に宛てたメールが届いた。

返事が遅くなったことを謝った後で、先ほどまで、メモ程度に書いている日記を調べていたのだが、2000円という記述はなく、しかも彼女の記憶では、M氏へ昨年お願いし、今年もお願いしたかどうか、お恥ずかしいことに定かではない、とあった。
東日本大震災以来、とりとめなくボ〜〜っとしております、という言い訳の後、今年の会費は、まだ払っていないと思えるので、近いうちに支払う、と書かれていた。
そして、M氏の財布に残っている不審なお金は、別な不審なお金ではないでしょうか、で結ばれていた。

おいおい、どういうこっちゃ。
不審なお金は、別な不審なお金、だなんて。

その後、わたしにはメールが来なくなった。
KさんとM氏の二人の間だけでメールが交わされたのだろう。

わたしがメールしてから二日後、M氏から電話があった。
どうも自分はKさんから年会費を預かっていなかったらしくて、昨日、今年度分を貰っておいたから、今度会った時に渡す、とのことだった。
不審なお金も、結局、迷宮入りらしい。

そして、翌日、別の会合でM氏と一緒になり、帰りも駐車場まで一緒だった。
その夜、電話があった。
「2千円、渡すの忘れてた。ごめん」
わたしも、2千円を受け取るのをすっかり忘れていた。

そろそろ会計担当を若い人に替わってもらった方がいい。