ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

ストレス

結婚生活がストレスになることは、どんな夫婦であれ、多かれ少なかれあるものだ。
我が家の場合は、ともかく夫が「…ぱなし」なことである。
ドアだろうとクローゼットだろうと引き出しだろうと、開けたら閉めないで開けっぱなし。
何か物を出したら収めないで出しっぱなし。
何でも収めるべき場所に収めず、便利のいい所に置きっぱなし。

自分の部屋がそうなのはかまわない。
夫の部屋に入らなければそれですむのだかから。
しかし、二人の共有スペースはそうはいかない。

今朝も階下に下りたら、キッチンテーブルの上は、テーブル表面が見えないほど物が散乱していた。
夫のポシェット、資料を入れた手提げかばん、開きっぱなしの読みかけの本、薬ケース、メモ用紙代わりのコピー用紙、何かのチラシ、デジカメ、ボールペン、腕時計、財布等々。
夫は庭の掃除をしていたので、直ぐには文句も言えなかった。
さすがのわたしも、わざわざ外まで出て行って声を荒げたくない。

何も今朝だけのことではない。
たいていテーブルの上は、夫の物で半分は塞がっている。
いつもは仕方ないと諦めるのだが、今回だけは許せなかった。
なにしろ食器を置くスペースがない。

朝食の用意をすると、コピー用紙の上に夫の食器を並べた。
わたしの食器は流し台の上に置いた。
離れ離れで食事した。
食べながら、たっぷり嫌味を言った。

夫はテーブルの上に放置された物を片付け、何もないようにして出かけていった。
でも、今日一回限りだ。
明日になれば、また同じ光景が続く。