ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

変調

昨夜、夫とテレビで「カサブランカ」を見ていた。
何度見ても、見飽きない名作だ。

  夫    イングリッド・バーグマン、ユリに似とるんじゃない。
  わたし  はぁ〜〜〜?どこがぁ??あなた、目は付いとるん???
  夫    ふたつある。
  わたし  ………。

その後、続けて「トンイ」を見る。
放映開始から一年一ヶ月が過ぎ、やっと終盤に近付いたようだ。
側室、トンイを愛するあまり、罪を犯したトンイだが、彼女を失いたくない王は乱心する。
そして、王の威厳も何もかも失っていい、お前を絶対に手放したくない、と泣きながら王は訴える。
それを見ていて、夫が言った。

  僕も、△子をああやって泣いてでも引き止めればよかった。
  かっこつけて、簡単に手放してしまった。
  バカだった。

娘を台湾へ嫁がせたことを言っているのだ。
呆れて夫を見つめるわたし。

おかしくなったのは目だけではない。
どうやら頭にも変調をきたしたようだ。