ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

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昨日、最近、改装されたばかりの温泉施設へ夫と行った。
車で40分、ドライブにも丁度いい距離だ。

温泉から出て、そこに併設されているレストランでお昼を食べることにした。
1時を過ぎていたが、けっこうな数のお客さんが入っていた。
家族連れもいたが、一番多いのはわたし達ぐらいの年代の夫婦二人連れ。

食事をしていたら、隣のテーブルに一組の夫婦が着席した。
わたし達とほぼ同年齢くらいの夫婦に見えた。
わたし達が食事を終えて席を立つまで、そのカップルは一言も言葉を交わさなかった。

帰りの車中での会話である。

私  「隣に座った夫婦、ずーーーっと一言も話さなかったね」
夫  「うん。
    まあ、色んな夫婦がいるもんよ。
    あれで、けっこう、家ではよく話してるのかもしれんし」
私  「そうよね。
    あの御主人も、むっつりしてたけど、家ではけっこうお喋りだったりしてね」
夫  「そうそう。
    僕は外ではよく喋る…」
私  「家でもうるさいよ」
夫  「………」