ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

美味しかったよ

中国東北部の旅(6)

安いツアーなので、レストランでは食事の最後にデザートなど出ない。
ホテルの朝食のビュッフェに並んでいる果物も、スイカにリンゴにマクワウリ、缶詰のミカンくらいで、欲しいものがない。
美味しい果物が食べたかった。

大連で夕食をとりにレストランに向うとき、果物を売っている店が目に入った。
わたしは、夕食が済むと、一人でレストランを抜け出し、その店に向った。

レイシがあった。
台湾では6月半ば頃にならないと食べられなかったが、既に店頭に並んでいた。
夜、夫と二人で食べられそうなだけのレイシを買った。

これだけでわずかに5元(約65円)。
甘くてジューシーで、とても満足した。
あっという間に二人で平らげた。
もっと買っておけばよかったと反省した。

ハルビンでは朝の4時半には外が明るくなり、遅くまで寝ていられない。
朝食を早めに済ませ、外へ出かけた。
散歩していると、果物屋さんが目に入った。

ここではサクランボを買った。
大連産とのことだった。
なにしろ日本ではサクランボは高すぎて、なかなか口に入らない。
ここぞとばかり、たっぷり買った。

これだけが30元(約400円)。
とても甘くて、佐藤錦に負けていないと思った。
と言っても、一度しか食べたことがないので自信ないけど。
二人だけで食べるのは惜しいので、バスの中で配った。
皆さんに喜んでもらった(と思う)。