微妙
中国東北部の旅(7)
3年前の上海・蘇州旅行記で「やっぱり韓国人かい」と題してブログを書いている。
そうなのだ。
今回も、またまたまた韓国人と間違われた。
3回も「韓国人か?」と訊かれた。
買い物するたびに、中国語を使うたびに、そう言われた。
3度目に言われたときはさすがに気になって、どうしてそう思うのかと訊いてみた。
彼は一瞬、戸惑ったふうだった。
何でそんなことを訊くんだ、というような表情をした。
そして、あっさり言った。
「日本人と韓国人は同じ顔じゃないか」。
ちょ、ちょ、ちょっと待ってよ。
それを言うなら、中国人だって、日本人、韓国人と同じような顔でしょうがぁ。
帰国後、最初の日本語教室で、ハルビン出身の生徒さんとしばらく雑談した。
彼女に、3度も韓国人と間違われた話をすると、彼女が言った。
「先生 顔 韓国人。日本人 顔 ちがう」。
ムムム。
そこまで言われると、ちょっとねぇ。
別に愛国心なんてないけど、やっぱり大和撫子としてはねぇ。
【バスの車窓から@ハルビン】