ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

パンティ求めて900キロ

中国東北部の旅(8)

恥かしながら、今回の旅行で、わたし、替えのパンティを持って行くのを忘れました。
こんなこと、わたしの長い人生で初めてです。
うっかりにもほどがあります。

一泊目の夜、持ってくるのを忘れたのに気づいたときのショック、想像していただけるでしょうか。
情けない!わたしも老いたもんだ!と自己嫌悪に陥った後は、さて、どうしよう、明日、パンティを買いに行けるフリーな時間があるだろうか、という現実的な問題にぶつかりました。
とりあえず、その夜は洗濯して干し、ノーパンに直接パジャマのパンツを穿いて寝ました。

二日目、現地係員に相談しましたが、スケジュールが詰まっていて、買い物の時間などないということでした。
それでも、夜遅く長春のホテルに着いたとき、ホテルの周りを歩いてみました。
ありませんでした、下着を売っているような店は。
そもそもコンビニというものがないのです。
それで、また、洗濯して干し、ノーパンで寝ました。

3日目の夜は瀋陽泊でした。
ホテルに着くと、また、パンティを求めて外を徘徊しました。
コンビニはありませんでしたが、果物やお菓子、雑貨を売っている小さな店が一軒ありました。
パンティ、あることはありましたが、一枚ずつ包装されていない上、ド派手ときています。
買うのを諦め、また、洗濯して干して寝ました。

そして、4日目の大連で、やっと小さな、小さなコンビニを見つけました。
パンティ、ありました。
でも、何故か、Lサイズが最小で、MサイズとSサイズは売っていませんでした。
しかたありません。
一番地味な色の、Lサイズ2枚入りを一箱買って帰りました。
そして、やっと夜毎のパンティの洗濯から解放されたのです。


ハルビン長春行き列車の車窓から】


長春瀋陽行き列車の車窓から】