ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

油・油・油

中国東北部の旅(9)  

旅行に出ると観光に買い物に歩き回るのが普通だが、このたびの旅行も例外ではなかった。
ずっと歩数計をつけ、日記帳に歩数も記録した。
毎日、一万歩を超えるのは当たり前、日によっては、18000歩を超えたこともあった。
だから、帰国後の測定が楽しみだった。
体脂肪率が減っているに違いない、と期待した。

ところが、帰国の翌朝、測定してみたら、体重も体脂肪率も出発前と殆ど変わらなかった。
がっかりした。
やはり、食事のせいだろう。
いくら歩いても、食べ物があれじゃ、あまり効果はない。

安いツアーだから食事に期待できないのは当然なのだが、口に合わなくて食が進まなかった。
それでも、どの料理にもたっぷり油が使ってあるので、少し食べただけでも腹持ちがよくて、次の食事まで空腹感を覚えない。
だから、間食も全くしなかった。
果物を買って食べただけである。
と言っても、レイシを2回とサクランボだけ。
なのに体重も体脂肪率も変わらない。
恐るべきかな油、である。

日本に帰ると、何を食べても美味しいのが嬉しい。
白米も玄米もモチモチしていて甘味がある。
おかずはアッサリ、サッパリしていて、食が進む。
ダシ自体に旨味があるから、油に頼らなくても十分に満足できる。
いいよねぇ、和食。

美味しく食事できることは人生最大の喜びだ。
この年になると特に。


【路上で量り売り@ハルビン


【特産品を肩に担いで売り歩く人@ハルビン