ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

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最近、ウォーキング中にユニークな女性と仲良くなった。
年齢はわたしより3歳上。
いつも両手に水がいっぱい入った500ミリリットルのペットボトルを持っている。
両腕を勢いよく振りながら颯爽と歩いている。
くびれを強調したスポーツウェアを着て、ばっちりマスカラもつけていて、よく色んな人と立ち話をしている。

全く知らない人ではない。
そう家が離れているわけではないが、彼女のお子さんはうちの娘より5、6歳上なので親しく交わる機会もなかった。
それが、ウォーキングコースで何度かすれ違ううちに、話をするようになった。

彼女は長年、太極拳を習っていて、中国語に興味を持つようになった。
それで、市が主催している中国語講座を受けに行ったが、直ぐにやめた。
それでも、太極拳をするときにテープから流れる言葉の意味を知りたい。
わたしの夫がわたしが中国語ができると話している(お喋り男めがっ!)のを聞いたので、教えて欲しい。

というようなことを話された。
で、早速、日にちを決めた。
今日の午後2時である。

昨日の午後、彼女を迎えるのに、バナナケーキを焼いていた。
前日の夜、Eテレの「きょうの料理」でやっていた、夏ヴァージョン・バナナケーキだ。
すると、彼女から電話がかかって来た。

わたし、お菓子とか食べないから。
飲み物も自分用のペットボトルを持っていくから何も用意しないでね。
約束よ〜。

そう言うと、電話を切った。
いいねぇ、こんな性格。


     【胡桃がたっぷりのったバナナケーキ】