ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

3時間20分

昨日のブログの彼女、2時ちょうどにやって来た。
約束どおり、わたしは何も用意しなかった。

中国語の用件は30分で終了し、雑談が始まった。
わたし:彼女=3:7の割合で喋る。
4時過ぎまで、一瞬も滞ることなく話は続いた。
飲まず食わずで。

4時10分に夫が帰ってきた。
彼女、それを機に帰り支度にかかるのかなと思ったら、微塵もそんな様子はない。
むしろ、夫の姿を見て、顔が輝いてきた。

夫が欲しいと言うので、コーヒーを淹れた。
夫婦だけで飲むわけにはいかないので、要らないという彼女にも無理矢理勧め、3人分、淹れた。
わたしと夫は、彼女が持参してくれた、餡子がたっぷり入ったむらすずめを一つずつ食べた。
彼女は、「わたしは要らないから」ときっぱり断った。
本当にお菓子は全然、食べない人なのだ。
だからこその、あのくびれなのだ。

夫と彼女のお喋りが始まった。
わたしは既に喋り疲れていたので、黙って二人の話を聞いていた。
話好きな二人、いつまでも話題は尽きない。
5時20分、彼女、やっと重い腰を上げた。

「ま、こんなに長い時間お邪魔して、もう二度と呼んでもらえないね」
と言って帰って行った。

そんなことないよ、でも、次回は一か月後でいいかも、
と心の中で思った。