ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

野良猫騒動その後のその後

野良猫騒動のチーちゃんのその後を記してから早いもので半年以上が過ぎた。
チーちゃんのことはもうすっかり忘れていた。

2,3週間前だったか、夫が、チーちゃんが時々我が家の近くまで来ているのに気づいた。
庭の隅っこで横になっていたり、わたしの車の下で涼んでいたりするそうだ。
いつの間にか我が家も彼女の縄張りの範囲内になっていたようだ。

夫はいつもチーちゃんの姿を見たら、直ぐにわたしに知らせてくれる。
わたしはチーちゃんに気づかれないように、静かに玄関のドアを開け、こっそり近付く。
でも、わたしの姿を見るや、チーちゃんは猛スピードで走って逃げる。
そんなことが何回か続いた。

そして、数日前、チーが庭の隅にいるぞ、という夫の声で、デジカメを提げて外へ出た。
チーちゃんはわたしがデジカメを構えると、意外にもしばらくジッとしていた。
シャッターを押した。
更に近付いて撮ろうとしたら、サッと逃げていった。

チーちゃんがわたしに懐くことは未来永劫、ないのだろう。