ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

人生いろいろ

日曜日、市のイベントに参加した。
出し物を見ていると、「おばちゃん、こんにちは。私、誰かわかる?」
と、30代半ばくらいの女性にタメ口で声をかけられた。
まじまじと見つめたが、浮かんでこない。
「わからない。誰だったっけ?」と訊くと、
「鈴木。おばちゃん、全然変わってないから、直ぐに△子のママだとわかったよ」。

あぁ、小学生の頃、娘とよく遊んでいた鈴木さんかぁ。
何度か我が家にも来たことがある。
言われてみれば、幼い頃の面影もある。
聞けば、10歳の男の子を頭に3人の子どもがいるとのこと。
ってことは、高校を出て間もなく結婚し、出産したってことだ。
道理で、30過ぎには見えなかったはずだ。

昨日は、ウォーキングの途中、10メートルくらい先の児童館の前で、ジッとわたしを見ている男性がいた。
一体、あれは何なんだ。
何故、わたしから視線をそらさないのだ、と思っていると、児童館の前を通り過ぎようとしたら、彼が話しかけてきた。
「△子ちゃんのおかあさんですよね」。

よく見ると、佐藤君ではないか。
「わっ、佐藤君じゃないの。もう小学校に通うような子どもがいるん?」
と、驚いて言った。
佐藤君も娘の同級生。
彼も結婚が早かったのだろう。

小学生の子どもを持つ娘の同級生がいるのを目の当たりにすると、4年過ぎてもいまだ新婚生活を送っている娘のことを、ふと、あれでいいのかと思ってしまう。
今、二人は、3週間の予定でドイツ・スイス・フランスをツーリング中である。