ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

ハプニング

10時半に落ち合う約束をしていた。
道中、何かあったら3人を待たせることになるからと思い、早めに車に乗り込んだ。
エンジンを入れると、メーター画面に何やら見慣れぬマークがある。
わたしは慎重派なので、いつもなら取扱書を取り出し、確認する。
だが、時間に間に合わなければ、という気持ちがはやって、ともかく車を出そうとバックさせた。
(前日、車を頭から突っ込んで車庫入れしていた)
そして、左にハンドルを切りながら前進させようとしたとき、車がガガガと鳴った。
驚いて、車を停め、直ぐにディーラーに電話。
5分後に、いつものお兄さんが来てくださった。
何とかロックが入ってますよ、とのことだった。

前日のことを思い出した。
夫が、わたしの車に荷物を載せようとして、メインキーが利かないからとスペアキーで開けた。
すると、盗難防止システムが作動し、けたたましい音が鳴り響いた。
驚いた夫は、パネルのスイッチボタンを適当に押したのだろう。

そんなこととは露知らず、翌日、車を発進させたわたし。
まあ、早めに車に乗り込んだから約束の時間にはギリギリ間に合ったが、むかっ腹が立ってしょうがなかった。

「開けたら閉める、出したら収める」の生活の基本ができない人。
押したボタンは元通りに引っ込めておいてよ、って話だ。

夜、取扱書をめくってみた。
夫は「センターデフロック」というスイッチを押していたのがわかった。
「センターデフロック」なんて初耳。
4輪駆動車にはそういう機能があるというのを初めて知った。
ところが、説明を読んでも、何のこっちゃ、よくわからない。
そんな自分が堂々と公道を運転しているのも怖い。