ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

本性

3月に定年退職した、夫の一つ下の弟。
その義弟夫婦らと9月に一緒に旅行してからは、義弟だけでなく義弟嫁からも定期的にメールが来るようになった。

数日前もメールが届いた。
義弟に買ったシャツ、間違ってMサイズを買っているのが最近わかったが、既にレシートも捨てており、お店と交渉するのも億劫だから、できれば夫に着てもらいたいと思い宅急便で送った、という内容だった。
その話を夫にしたら、いたく喜び、何かこっちからも送ってやらねば、と言う。
「わざわざあなたに買ってくれたわけじゃなし、△△さんが着れないから送ってくるんじゃない」
と思ったままを口にする、可愛げのないわたし。

そして、その翌日、早速シャツは届いた。
色といい柄といい、とても洗練されていて、なかなか素敵なシャツだった。
おまけに14,700円の値札も付いていた。
わざわざ値札を付けて送ってくるところが、いかにも義弟嫁らしい。

帰宅した夫、早速、着てみる。
下から二つ目のボタンが今にも飛びそうで、後500グラムお腹周りに脂肪が付いたら着られそうにない。
が、とても気に入ったようで、酒でも送ってやろう、と言う。
やさしい兄貴である。

まあ、今回はわたしも14,700円の値札がちらつき、反対はしなかった。
打算的な兄嫁である。