ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

品格の差

もう何年も前から御祝いや香典などのお返しが品物でなく商品券やカタログから選ぶ方式が多くなっている。
趣味の合わないコーヒーカップやインスタントコーヒーセットなどを貰うことを思えば、ありがたい。

カタログから選ぶ方式の時はいつも悩む。
欲しいと思える物がなかなか見つからないからだ。
結局は、あってもなくてもいい物を選ぶことになる。

同じ一冊のカタログなのに、載っている品物に、ずいぶん金額差があるように見える。
実際、ネット検索して調べると、思いっきり金額差がある。
安くても、それが必要な人には選択した意味があるということだろう。
逆に、比較的高いものでも、必要でない人にはそれはただのゴミである。
それを承知の上で選ぶのだが、あってもいい物と思える物が、包んだ金額に対し見劣りするほど安価な場合が問題なのだ。
そういう物は、どうしても選べない。
打算的で欲張りなのだ、わたしは。
使わないだろうと思えるくらい、なくてもいい物ものなのに、包んだ金額の半額に近い品物の方を選んでしまうことが多い。
そして、案の定それらは使われることなく、いつまでも食器棚に収まっていたりする。
ゴミ化してしまう。

先日、そんな話をKさんにしていたら、Kさんが言われた。
「わたしはカタログにユニセフ寄付があれば、いつもそれにしてるよ」。

あ〜〜〜ぁ、話すんじゃなかった。
みっともないよねぇ、いつものことながら。