ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

さよならLaVie

2003年10月以降に買ったパソコンは無料で回収してくれる。
っていうか、あらかじめ回収代金も販売価格に含まれているのだろう。(確信はないけど)
で、2006年10月に買った、夫のWindowsXPのパソコンを回収してもらうことにした。

それ以前の3台のパソコンは処分するのに苦心した。
ケチなわたしとしてはお金を払ってまでパソコンを処分したくない。
無料で引き取るという怪しい業者の所に持ち込んだり、知り合いに貰っていただいたりした。
今回、初めて正々堂々と処分することになったわけだ。

処分する前には初期化して全てのデータを消して渡すのが普通。
ところが、今回のパソコン、何もしないで郵便局に引き取りに来てもらった。
何故なら、壊れてパソコンが立ち上がらないから。

壊れた原因は夫の泥酔のせい。
去年の年末、町内会の忘年会の夜のことだった。
夫は気分が良かったのか、お酒を飲みすぎた。
帰宅後、何故かパソコンを立ち上げたらしい。
喉の渇きを癒すためか、水の入ったコップを持って。
本人も何があったのかよく覚えていないようだ。
翌朝、パソコンは水浸しになっていた。
もちろん、パソコンの電源は入らない。
データは外付けハードディスクに保存するようにしていたので、失ったのはデスクトップに保存していたものだけ。
思いのほか、夫の嘆きは軽く、わたしに当たることもなかった。
というか、全て自分のせいなのだから、わたしに当たる筋合いのものでもない。
それくらいは夫もわかっていたのだろう。
それでも、夫は、しばらく定期的に、もしかして…、と儚い望みを抱きつつ、電源ボタンを押していた。
でも、やっぱり壊れたのを認めざるを得なくなると、どうせXPは4月までの命だし、と言って自分を納得させた。

でもね、インターネットが安全に使えないだけで、他にも利用法はあったんだよ。
いつもなら夫を責めるわたしだが、今回は反省している様子がうかがえたので黙っていた。
わたしも少しずつではあるが成長しているのだ。