ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

笹井さんじゃない

昼間はテレビを見ないわたしだが、今月は二度見た。
一度目は小保方晴子さんの記者会見のライブで、二度目が昨日の笹井副センター長の会見である。
笹井さんの会見は民放がライブ中継をしたが、40分くらいで終了したので、続きはニコニコ動画で見た。

このニコニコ動画、何が鬱陶しいのって、画面に次々現れるコメント。
画面の横にコメント欄があって、そこにも出るのだから、読みたい人はそこを読めばいい。
なのに、画面にくだらないコメントが次々流れる。
多い時には、笹井さんの顔が見えなくなるくらいしつこく流れる。
どうせなら、上ではなく下に出せば顔が隠れることはないのに、気が付かないのだろうか。
わたしは笹井さんの表情が見たいのだ。

途中からは職場から戻って来た夫も一緒に見た。
会見は長引き、なかなか終わりそうにない。
わたしはウォーキングに行かなければならないし、晩ご飯のしたくもある。
4時半にはパソコンの前を離れた。
夫は引き続き5時半まで見たようだが、結局、その時間になっても終わらなかったらしい。

晩ご飯を食べながら、笹井さんの冷静沈着なのが話題になった。
さすがに学者さんは違うよね、理路整然としゃべれるし、どんな挑発にも乗らず、淡々としゃべるのはすごいよね、と話す。
「あなたも少しは見習わないとね」と嫌みを言うのも忘れない。
素直にうなづく夫。

今朝のこと。
朝ご飯のしたくをしていたら早朝ウォーキングから夫が戻って来た。
わずか20分で戻って来たので、
「早いんじゃね。たったの20分で終わり?」と言うと、何故かカッとなった夫は、
「そういう言い方はないじゃろう。30分は歩いた!」と声を荒げる。
たかがその程度で怒る夫に、わたしもつい、
「笹井さんにはなれないね。何を言われてもツルンとしてないと」と言う。
まあ、夫に笹井さんになれと言う方がおかしいのだけど。