ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

なるほど

パソコンサークルの例会があった。
例会は月に一度開かれる。
パソコンやネットに関する情報交換をするのが目的で始まったのだが、最近では雑談の方がずっと多い。

この辺の個人病院は、入院すれば医師に謝礼をするのが当たり前になっている。
公立の病院でも、医師は抵抗なく謝礼を受け取るという現実もある。
皆、それぞれ本人や家族が経験しているので、つい話もヒートアップする。

医療費はきちんと払っているのだから、更に謝礼をするのはおかしい。
高血圧などの治療が始まったら先生に診てもらわなくても月4000円、年間5万円は支払っているくらいだから、患者の方がお礼を貰いたいくらいだ。
それでなくても人口は減っているのに開業医が増え、患者の取り合いが始まっているのだから、病院はいつまでも威張っていられるはずはない。

皆、そうそう、と相槌を打つ。
といって、いざ自分が入院したら、やはり金一封を包むのだろうと言う。
ないとは思うが、包まないことで手抜きされたのではかなわない。

その話の流れで、70歳のEさんが面白いことを言った。
彼は、いつも独特な意見を披露する人。

病院もけしからんが、銀行はもっとけしからん。
貯金した人には「ありがとうございます」と言って洗剤やティッシュペーパーなどを渡すが、借金をした人には「ありがとう」の一言もない。
お金を預けてもらより貸した方が銀行はよっぽど儲かるのだから、借りた人にこそ謝意を示すべきだ。
貸してやるって態度はおかしい。

確かにねぇ。
わたしも某銀行で年利5.5%もの高金利で住宅ローンを借りたけど、借りた時にも返済し終えた時にも一言のお礼もなかったものね。