ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

水浸しの後始末

さよならLaVieで夫がパソコンを水浸しにして壊したことを書いた。
そのパソコンには「筆王」がバンドルされていて、それに住所録や過去の夫の年賀状が保存されていた。
夫はそのことをすっかり忘れていた。

わたしのおさがりのパソコン、dynabookを使うようになって2カ月。
dynabookには「筆ぐるめ」がバンドルされている。
住所録が失われたのに2か月過ぎてやっと気づいた。

昨日、夫は知り合いに出すハガキをWordで写真入りで作成し、わたしに自慢げに見せた後、宛名をプリントアウトしようとして初めて気づいた。
住所録がなくなったことに初めて気づいた。
「こりゃあ大事じゃあ」と青くなる。
「あなたがLaVieを水浸しにしたせいよね」と冷たく応じるわたし。
でも、実は用心深いわたしは、以前、住所録をExcelに書き出し、保存しておいたのだ。
調べてみると、2006年にその作業をしていた。
夫が十分に酒癖の悪さを再認識したのを確認して、そのことを知らせる。
安堵する夫。

早速、「筆ぐるめ」にデータを取り込む作業にかかる。
ところが、何故か名前しか取り込まれない。
住所も郵便番号も出ない。
そこで、CSV形式にして保存し、再度、データの取り込みをしてみた。
すると、うまく行った。
しかし、何しろ8年前に作った住所録。
パラパラと見ただけで、住所が変更になった人が何人も見つかった。
住所のチェックと訂正に一体どれだけの時間がかかるだろうか。
もし、水浸しにしなければ、「筆王」から「筆ぐるめ」に取り込む作業だけで済んだのに。
そう思うと、腹が立ってくる。
酔って水浸しにした夫に腹が立ってくる。

いかん、いかん、怒りは女の顔を老けさせる。
忘れましょ。