ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

一言多い

6年前にこのブログに登場してもらったSさん
ケリー・チャンに似た美人で、とてもおしゃれな女性。
服装もアラフォー世代のものが好み。
また、それがよく似合っている。

ウォーキングしていたら、向こうからベビーカーを押してこちらにやって来るお母さんが目に入った。
しゃれた帽子を被っている。
日差しを避けるために深く被っているので顔はよく見えない。
赤ちゃんのお散歩かなと思う。
すれ違うとき、何気なく顔をのぞきこむと、なんと、Sさん。

「あら、Sさんだったん。お孫さんね?」と訊くと、
「嫁が二人目を産んでね、この子を1週間だけ預かって欲しいって、息子が昨日、連れて来たんよ」と。
「あ、そうだったん。向かうから見てたら、おばあちゃんには見えなかったよ、お母さんかと思ったよ」
と言うと、Sさん、にっこり笑って、「そう?」と答える。
ここで止めておけばいいものを、
「この頃は、お母さんなんか、おばあちゃんなんか、わからないよね、高齢出産が増えて」と付け加える。
この一言でSさんの笑みは消えた。